コンクリートの補修なかでも、杉板型枠コンクリート打ち放しの補修は、特殊な補修技術を要します。ほとんど絵画の世界です。 コンクリートの地肌を見ながら、現場に合った特徴的な色を数色調合し、筆など絵画の道具で絵を描くように、杉の木目を描いていきます。 下地(モルタル)工程で、杉の木目の凹凸を造形し、色付け(エイジング塗装)工程では、調合した色の濃い目・薄めで明暗を強調して描いていきます。